贈り物は、もらった相手が喜ぶ顔を見るために
色々と考えたりして選んで渡します。
ところが、何も考えずに贈ってしまうことで、
かえって悪い結果を生むこともあります。
そんな贈り物のタブーを紹介します。
贈り物のタブー(プレゼント・ギフト)
まず、一般的なお祝い事でタブーとなる贈り物として、
次のような物があります。
▼数字の4、9
日本では4と9の数字は「死」や「苦」を想像するので
色んな場面で使うことを避けています。
そのため、セット数は4や9以外の数字にしましょう。
また、ここから櫛は祝い事のプレゼントには向いていません。
▼日本茶
弔事(ちょうじ)で、使われることが多いため、
お祝い事の贈り物には向いていません。
▼ハンカチ
ハンカチは「手布(てぎれ)」と書くこともあるので、
そこから手切れが連想され、ギフトではタブーです。
次に主なお祝い事の贈り物のタブーを紹介します。
<結婚式・結婚祝い>
「切れる」「割れる」「壊れる」を連想する
ハサミや包丁などの刃物や食器などは縁起が悪いと言われます。
<上司や目上の人>
靴や靴下、スリッパなどは「踏みつける」ことに繋がるため
目上の人には避けたいプレゼントです。
また、カバンや万年筆など筆記用具は「勤勉さ」を連想するので
注意が必要です。
<新築祝い・開店祝い>
住宅やお店にとって火事が1番怖いので、
火を連想させるライターや灰皿などは避けたい贈り物です。
同じように赤い物も止めておきましょう。
<入院のお見舞い>
入院というと、花を持っていきがちですが、鉢植えはタブーです。
というのも、「根付く」ことが「寝付く」に繋がるためです。
また花には、他にもタブーがあります。
- 「椿」は花が首から落ちる
- 「シクラメン」は「死・苦」
- 「菊」は葬式
- 「紫陽花(アジサイ)」は色があせる
などを連想するため、避けましょう。
<快気祝い>
後に残る贈り物はタブーです。
きれいさっぱりと治るという意味で石鹸や洗剤などを贈ります。
砂糖など調味料も後に残らないので定番です。
<母の日>
故人に贈る事が多い白いカーネーション
もっと働けを意味するエプロン
以上ですが、最近は気にしない人もいるので、
相手に確認できれば、こだわらなくても良いでしょうね。
お返しのマナー
贈り物をもらった側も喜んでるだけではダメです。
心を込めて贈ってくれた人に対して失礼です。
▼お礼のあいさつは早めにする
手渡しならば、その場でお礼が言えますが
贈り物が郵送や宅配便で送られてきた場合は出来ません。
出来るだけ3日以内には、お礼状を出しましょう。
電話でのお礼は親しい間柄のみです。
▼すぐにお返しをするのは失礼
お礼状は出来るだけ早く送るのが良いですが、
お返しは、あまり早いと事務的に取られてしまいます。
だいたい2~4週間後くらいです。
結婚祝いなら結婚式後1ヶ月以内にお返しするのが目安です。
▼お返しの目安は半額から3分の1
▼お返しが不要な場合もある
- 入園や入学
- 卒業
- 就職
- お中元やお歳暮
- 災害見舞い
お返しや内祝いに人気があるのがカタログギフトです。
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好きな物を相手が選べるのは便利ですね。