百日咳の症状と感染および治療~大人も要注意!

百日咳(ひゃくにちぜき)とは、病名を見た通りで
長い間、コンコンと咳が続く病気です。
軽い風邪の症状の一種だと勘違いされやすく、
病院に行かないで自己判断してしまう恐れがあります。

<百日咳と三種混合ワクチンの話>

結核と間違える人もいますが、感染する菌が違います。
百日咳は百日咳菌で、結核は結核菌による感染症です。

百日咳の症状

(潜伏期間)

百日咳菌に感染すると潜伏期間は、だいたい7日間です。

(カタル期)

そして、咳や鼻水など軽い風邪の症状になります。
だんだんと、咳の回数が増えてきます。
この期間は約2週間です。

(痙咳期 けいがいき)

この時期になるとレブリーゼが現れます。

コンコンと連続した短く激しい咳が続いた後、
苦しそうにヒューという音を立てながら息を吸い込む発作が
起こります。
レブリーゼとは、これらの発作を繰り返すことです。

<生後7ヶ月の百日咳のレブリーゼ>

(回復期)

2~3週間すると、激しい発作は落ち着いてきます。
百日咳菌が体の中から消えるまでには時間が掛かるため
完全に咳が出なくなるまでに2~3ヶ月要すると言われます。

百日咳の感染と治療

百日咳が感染する経路は風邪やインフルエンザと同じで
感染者からの飛沫感染接触感染です。
また、百日咳菌は、とても感染しやすい細菌です。

百日咳(ひゃくにちぜき)の治療は抗生物質が使われます。
とにかく百日咳菌を退治しないことには症状は治まりません。
ですから、咳が治まったと勝手に判断をして
薬を飲むのを止めてしまうのは、厳禁です。

あとは、水分補給と休養が絶対条件です。

大人の百日咳

百日咳は三種混合ワクチンを接種するようになって
子どもが感染することが減りました。
しかし、このワクチンの効果は10年くらいで弱くなって
百日咳菌への効果が無くなります。

大人の百日咳

近年では、大人の百日咳の感染者が増えてきています。
国立感染症研究所感染症情報センターによりますと、
2010年では大人の感染者が全体の半分以上になっています。

百日咳は大人よりも子どもの方が症状は重いです。
だから、子どもの感染源が周りの大人になる可能性が
増えているので、注意が必要です。

咳が長く続いた場合は、風邪と判断しないで
お近くの病院で診断してもらうことが大切ですね。

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