新型出生前診断の検査条件、メリットと問題点とは?実施病院は?

新しい出生前診断(しゅっしょうまえしんだん)とは、
妊婦の血液検査を行って、胎児の染色体の疾患を調べる方法です。
全国の15施設で、この新型出生前診断が始っています。

新型出生前診断の検査条件

検査条件は、以下の3つの条件のいづれかに該当する人です。

  • 出産予定日に年齢が35歳以上
  • 過去に染色体疾患の妊娠経験がある
  • 母体血清マーカーなどの検査で胎児の染色体疾患の可能性があると
    医師から指摘された

新型出生前診断のメリット

以前の出生前診断は羊水検査でした。
羊水検査とは、腹部に針を突き刺して羊水を取り出して
胎児の染色体異常を検査する方法です。

羊水検査の結果は精度については、ほぼ100%ですが、
流産のリスクが0.3%と妊婦に対する負担があります。

その点、新しい出生前診断は血液検査なのでリスクがありません。
ただし、精度は99.1%と羊水検査よりも悪いです。

新型出生前診断の問題点

診断結果が陰性と出た場合に安易な考えで中絶を選ぶ危険性
考えられます。
生命についての重みを出生前診断だけで決めても良いか、どうかが
とても難しいところです。

実際、障害を持った子どもを育てるのは色んな面で
両親や周りの負担は大きくなります。
意外と妊婦の親が、その負担を考えて反対するケースが多いです。
それでも、わが子に会いたいって気持ちもあります。

当事者が判断すべきであって、周りの人が言うべき問題とは
違うかなと思います。

個人的に思うのは、高齢出産のデメリットを若い女性が
知識として教えられる機会があるのかという点です。
高齢での出産にはダウン症の子どもを産む可能性が高いことを
知っていれば、あとは本人が妊娠時期を決めるだけです。

もちろん、計画通りに人生は運ばないことはありますが、
要は知っているのかが重要です。
結婚適齢期ではなく、妊娠適齢期について、
若い頃に教えてもらえるようになると良いと思います。

新型出生前診断の実施施設

下記の15施設で新しい出生前診断が行われています。

新型出生前診断の血液検査の実施施設
施設名 場所
北海道大学病院 札幌市
岩手医大病院 盛岡市
宮城県立こども病院 仙台市
国立生育医療研究センター 東京都世田谷区
昭和大病院 東京都品川区
横浜市立大病院 横浜市
新潟大医歯学総合病院 新潟市
名古屋市立大病院 名古屋市
藤田保健衛生大病院 愛知県豊明市
大阪市立総合医療センター 大阪市
大阪大病院 大阪府吹田市
徳島大病院 徳島市
愛媛大病院 愛媛県東温市
国立病院機構九州医療センター 福岡市
長崎大病院 長崎市

新型出生前診断の検査費用20万円前後、かかります。

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